レジカウンターはお店のエントランス近くのスペースに配置することも多く、お客様に良い印象を持っていただけるよう、レジ周りはきちんと整理されている必要があります。
また、レジカウンターは接客の要にもなるので、お客様を気遣ったり、お客様を待たせないためにスムーズな対応をとることも必要です。
ここでは、お客様に良い印象を与えるために役立つ、レジ周りに揃えておきたい物についてご紹介します。
センサーチャイムとは、センサーが反応する範囲内に人が立ったことを感知すると、チャイム(最近は電子音のものが多い)が鳴る装置です。レジ周りに設置することでお客様が来店したことや、お会計を待っていることが、音で分かるようになります。
卓上ベルは、お客様がお会計をしたいというときなどに鳴らしてもらうものです。センサーチャイムがうまく反応しなかったときのために必要です。
特にコンビニやスーパーなどの小売店では、レジを複数用意しているというケースがあります。レジが複数あると、混雑時に列が乱れてしまう可能性が高くなるので、注意が必要です。レジまで誘導するシールを床に貼ることで、お客様をレジまでスムーズに導くことができます。
レジを空けるときは、「只今休止中です。ほかのレジへお回りください」などと表記されているレジストッパーを置きましょう。複数のレジがある店舗にとっては、必須のアイテムです。
クレジットカードや現金を受け取る際、キャッシュトレイを用意します。革のタイプや金属のタイプなどがあるので、店のイメージにあわせて選びましょう。
クレジットカード支払い時などに、お客様からサインを頂くためのペンやペンスタンドを用意する必要があります。この際、お客様に使用していただくものは、スタッフが使用するものと兼用ではなく、お客様用にグレードが高いものを揃えることをおすすめします。
レジが壊れてしまったときや、打ち間違いをして修正が効かなくなってしまうというケースは、意外と少なくなりません。このようなとき電卓があれば、お客様の目の前で実際に計算をして、正確な金額をご提示することができます。
ロールペーパーやインクなどの消耗品の予備は、必ず用意しておきましょう。特に多くのお客様の来店が見込まれる週末などにペーパー切れを起こすと大変です。このような消耗品は、常にストックしておきましょう。
レジ締めなどの際には、手提げ金庫(手で持てる小型の金庫)が必要でしょう。
また、営業時間が長く、扱う金額が大きい店の場合は設置タイプの大型金庫があると安心です。
レジ締めで小銭を計算する際など、コインカウンターが役に立ちます。
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