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日本はキャッシュレス化後進国?

2017年11月1日


こんにちは。

 

いつもEasyPOSスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。

サポート担当の鹿嶌(カシマ)です。

 

前回は偽造クレジットカードに関するブログを書きましたが【前回の記事はこちら】、今日はそれに伴ってキャッシュレス決済に関する話を紹介したいと思います。

 

キャッシュレス決済の方法と言うと、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか。

代表的なキャッシュレス決済の方法としてクレジットカード、電子マネー、デビットカードなどが挙げられます。

他にも様々な事業者が提供しているプリペイドカード決済や、スマートフォンのアプリによる決済サービスなど、現在多様なサービスが存在します。

 

ところが日本ではいまだに現金主義が根強く、キャッシュレス決済が占める割合は全体の20%弱しかないそうです。

これはアメリカの44%、韓国の54%、中国の55%と比べて半分以下の割合なので、日本のキャッシュレス化が進んでいないことが分かります。

この状況に政府は2014年にキャッシュレス化に向けた方策を公表し、2020年の東京五輪に向けて決済の利便性、効率性を向上させる方針を示しています。

 

日本の現金主義の理由として、日本の治安が良い事が挙げられます。

現金を持っていても強盗、盗難にあう危険が低いことから現金を持ち歩く人が多く、その結果現金でしか支払いできない店が多く存在します。

その為、海外の旅行案内には「日本にはキャッシュオンリーの店や宿泊先が多いので、現金が必須」といったアドバイスを普通に目にします。

 

また、もう一つの理由として、偽札の割合が世界的にみてとても低いことがあるそうです。ユーロと比較すると216分の1、USドルとの比較だと638分の1、さらにポンドに対しては1619分の1ととても少ないのです。

中国では流通紙幣の20~25%が偽札ともいわれ、ATMから偽札が出てくることもあるそうです。

日本中どこでも銀行やATMがあり、すぐに現金を引き出せることもキャッシュレス化のニーズが上がらない理由と言えそうです。



 

キャッシュレス化を進めるためには、相応のセキュリティ対策が必要になりますし、サービスを利用する事業者や、消費者個人における金融リテラシーの向上も不可欠です。

 

店舗事業者には「クレジットカードの情報の漏えい防止」「偽造カードによる不正使用対策」「オンライン上のなりすまし等による不正使用の防止」などの対策が求められます。

 

EasyPOSでは店舗ネットワークのセキュリティ対策についてもご案内出来ます。

是非お問い合わせください。

 

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