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ICタグは業界に広まるのか。

2017年08月21日


こんにちは。

いつもEasyPOSスタッフブログをご覧いただき、ありがとうございます。

担当の青木です。

 

先日、某POSメーカーさんと打ち合わせをする機会があり、

様々な商品や今後の店舗向けサービスなどの話を聞くことが出来ました。

 

その中で私が個人的に期待をしていた仕組みの動向が

あまり良い方向へ進んでいないという話がありましたので、

その内容を書かせていただきたいと思います。

 

特にアパレル業界で期待をされていた「ICタグ」の導入の話です。

このICタグが導入されるとどういうメリットがあるかというと、

在庫管理における棚卸し作業において、通常は商品一点一点のバーコードをスキャンしてカウントするところを

ICタグが導入されている場合、専用のハンディスキャナーで陳列棚一帯をスキャンすればカウント出来てしまい、

大幅な時間短縮が出来る、というものです。



 



今回のメーカーさんとの打ち合わせで、

私はこのICタグの導入がどのくらい浸透したのかを尋ねてみました。

すると、今ひとつ市場は大きくなっていないという返答でした。

原因は卸業者側の対応が追い付いていないということでした。

 

ユニクロのようなメーカーでありながら小売まで一連して行っている企業はいいのですが、

大手百貨店ともなればその仕入れ業者は多岐に渡り、その卸業者側がICタグへの移行を行えていない、

というのが現実のようです。

 

Windows OSが新しくなると各ソフトウェア会社が対応に追われるのと同じようですが、

タグの場合、流通コストや人件費の問題で素早く対応出来ないということなのかもしれません。

(※個人的な見解です。)

 

小売業界のICタグ化というのはもう必須であるという考えに、

待ったがかかったような印象でした。

 

お客様により満足いただけるサービスを展開していくためにも、

これからも業界動向に目を光らせ、取り扱うべき店舗商材を見極めていかなければならないと思いました。

 

また新たな情報が得られ次第、ご紹介してまいりたいと思います。

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